どうも、正三です。
今日は、茨城県常総市水海道にある「割烹旅館 糀屋(こうじや)」にやってきました。
関東鉄道常総線 水海道駅より徒歩10分
糀屋(こうじや)
常総市役所のすぐ近くにある旅館と蕎麦屋兼業の店です。
その歴史は長く旅館の創業は1794年、今から200年以上も前の江戸時代!
そして、蕎麦屋の営業を始めたのが1907年、明治時代です。
おそらく常総市で一番古くから営業している蕎麦屋、現在の店主は10代目と言うからおどろきです。
店内の様子
旅館の一階の大広間で食事ができます。
手入れの行き届いた立派な中庭の景色を拝見しながら食べる蕎麦、さぞかし旨いでしょうね。
古き良き建物も素晴らしい、歴史を感じさせる店内です。
大女将と女将、店主の3人で切り盛りしているようです。
糀屋 メニュー
定食なんかもありますが、蕎麦とうなぎがメインみたい、メニューは税抜き表示なので価格プラス10%となります。
定食は850円~、丼物が600円~
うなぎ系はちょっとお高いけど、これだけ立派な割烹料理店にしてはお値段は低い方かな。
ただ、一品料理のメニューがないんですよね。唐揚げ定食や天ぷら定食から単品で貰うこともできるだろうけど…
今日は、カツ丼のカツでもつまみながら一杯やろうかな。
かつ丼とビールを召喚しました。三つ葉ではなく枝豆がのっています。
なんだろう、たまたま三つ葉がなかったのか、地域柄枝豆がメジャーなのかは不明です。
カツ全体を卵で閉じているのではなく、剥き出しのカツ部分があるタイプ
剥き出し部分はカツがサクサク食感で歯応えが最高なんだよね♪
ご飯に染みたタレは蕎麦屋らしくなく、若干出汁は弱めではありますが、バランスの取れたカツ丼です。
蕎麦と鰻重のセット
千姫ご膳
そして、〆は「千姫ご膳」
常総市にある弘経寺(ぐぎょうじ)は徳川家康の孫娘である千姫のお墓があることで知られています。
毎年4月中旬頃には市を挙げての「千姫まつり」を行っていることから、それにちなんだメニュー。
店の名物である蕎麦とミニうな重がセットになっているゴージャスセットです。
蕎麦は常陸秋そばを使用した二八蕎麦、つるりとのど越しがよく旨い。
つゆも上品で蕎麦によく合っています、さすが明治時代から続く老舗蕎麦屋ですね。
この蕎麦湯が旨かった、真っ白に濁っていてとろみがあります。
蕎麦汁に注ぐとまろやかな舌触りになり蕎麦の風味と言うか旨味と言うか、なかなかない蕎麦湯でした。
うなぎの肝すい付きです。
鰻は国産の物しか使わないと言うこだわりよう。
国産高いからね、うなぎメニューがお高くなっちゃうのは仕方がないですな。
うなぎが小さかったけど、ふっくらやわらかくタレが染みたご飯がたまらん!
最後に
老舗の味を堪能できる店
美味しい料理を頂きながら素晴らしい中庭の景色を見る、大人の優雅な一時を楽しめるお蕎麦屋さんでした。
さて今日は、静岡名物、春華堂のウナギパイを紹介してお別れです。
またね!