どうも、正三です。
今日は茨城県筑西市川澄、「道の駅グランテラス筑西」の中にある「らーめん桜」にやってきました。
JR水戸線 下館駅から地域バスで約10分
らーめん桜
ゆきむら壱番亭が道の駅のフードコート内で運営するラーメン屋さん
筑西市(旧下館市)のご当地ラーメン、下館ラーメンをお手軽に頂ける店です。
ちなみに「下館ラーメン」とは、筑波軒の初代店主が豚の代わりに鶏のチャーシューを使ったのが始まり。
筑波軒で修行をして独立した現在の盛昭軒のオーナーが、鶏チャーシュー入りのラーメンを下館ラーメンとして広めました。
盛昭軒は製麺も行っており、地元民は盛昭軒の麺を使っていないと下館ラーメンとは呼ばない、と言う方がほとんどですが、今回は「らーめん桜」の下館ラーメンを紹介します。

店内の様子
店内と言うか、フードコートの様子になります。
らーめん桜の他にも、蕎麦屋だったりアイスクリーム屋だったりラジバンダリ。
たくさんの店があり、施設内で購入した飲食物をここで頂くことができます。
ざっと見た感じ、2万人くらい収容できそうな広いスペースですが、昼時は満席必須のフードコートなんですよ。



らーめん桜 メニュー
食券制です。
「食券を店員に渡す」という昔ながらののシステムが頭に染み込んでいる私は、買った食券を店の前まで持って行き店員に渡そうとしたところ、全力で拒否られましたw
券売機で食券を購入したら「好きな席に座って食券番号を呼ばれるのを待つ」が正解のようです。
醤油味の下館ラーメンを筆頭に、塩・味噌ラーメンがありました。
サイドメニューは唐揚げや餃子、意外と厳選されたメニュー構成です。


ビールのアテに選んだのは、トッピングの鶏皮を2つと下館からあげ
下館ラーメンには欠かせない鶏皮なんだけど、酒のつまみにも最高なんですよ。
甘じょっぱく煮込まれた醤油味の鶏皮、プルプルと柔らかくてビールがやめられないとまらない。

そして、下館からあげ
生まれも育ちも旧下館市、半世紀この地に住んでいるけど聞いたことのない下館からあげという食べ物…
なんでも「下館」を付ければいいってもんじゃないとは思うけど、生姜の効いた美味しい唐揚げでした。


下館ラーメンにいく前に筑西タンメンを召喚、筑西市の野菜を使ったタンメンだそうだ。
野菜の旨味がたっぷり染み出た塩スープが旨い。
細めの平打ち麺がスープをぐいぐい吸い込むから、麺と一緒に旨味も残さず両成敗!
ほどよくシャキシャキに茹で上げられた野菜達がめっちゃヘルシーな一杯です。
道の駅の下館ラーメン


昔ながらの醤油ラーメン
〆は下館ラーメン、鶏皮トッピング
デフォルトで鶏皮が入っていたけど鶏皮は、あればあるほどご機嫌になれるアイテム!
麺は中細、タンメンの平打ち麺と違ってコシのある麺です。
若干甘味のある濃いめの醤油スープが麺と絡み、なぜかビールが旨いラーメンw

こちらが鶏チャーシュー、2枚入りでした。
脂身がほとんどないのでパッサパサなんです、お口の中の水分を全て持っていかれるので、間髪入れずにスープで潤いを与えます。
それがいい!
美味しい下館ラーメンでした。
最後に
個人でやっている店でしか頂く機会が少ない下館ラーメンだけど、フードコートでお手軽に食べられるのは便利。
下館ラーメン初心者の方にもおすすめな、らーめん桜です。
さて今日は、下館地域の郷土史について書かれたエッセイを紹介してお別れです。
次回をお楽しみに!